赤ちゃん用コスメは大人が使っても安心?注意点とおすすめ品紹介

あなたは大人になってから、赤ちゃん用コスメを使用したことがありますか?

赤ちゃん用コスメとは、ベビーパウダー・ベビーオイル・ベビーローション等、肌も薄く敏感な赤ちゃんが使用するのに特化したコスメの事です。

私は赤ちゃんより少し大きいですが、2歳と4歳の子供を育てています。

赤ちゃん用ベビーオイルを使用してメイク直ししたり、子供と一緒にお風呂へ入った後、同じベビーローションで保湿したりしています。

赤ちゃん用コスメを大人が使用も大丈夫です!けれども”絶対に安心”ではありません。

この記事では安心できない理由と合わせ、おすすめ商品を紹介していきます。

 

 

赤ちゃん用コスメは大人の使用もOKだが安心できない

結論だけ言えば、赤ちゃん用コスメは大人が使用しても大丈夫です!

しかし毛穴詰まりやニキビなど肌トラブルへつながる場合があり、安心はできません。

なぜなら、赤ちゃん用コスメは皮膚の薄い赤ちゃんを乾燥から防ぐため、油分が多く配合されています。

大人には赤ちゃん用コスメの油分が過剰すぎて、毛穴詰りから肌トラブルへ繋がることもあるのです。

同じ肌でも、赤ちゃんと大人では、下記のような違いがあるためです。

赤ちゃん肌と大人肌の違いによるトラブル、どうして起きるか理由をご説明します。

 

皮膚の厚さが違う

赤ちゃんのお肌はとても薄く【約1mm】、大人と比べて、約半分しかありません。

そのため、皮脂が少なくなると、肌のバリア機能も十分に働かず、刺激を受けやすくなります。

一方、大人は平均して【約2mm】あり、場所によってテカリやべたつき（皮脂分泌）が感じられる事もありますよね。

たかが1mmしか違いません、けれどもコスメの効果が違ってしまう可能性もあります。

 

角質層の厚みが違う

赤ちゃんの角質層は厚さを大人と比べて、2/3ほどしかありません。

角質層の厚みが少ないとバリア機能は弱まり、汗や摩擦に弱く、乾燥しがちな肌へなってしまいます。

乾燥を防ぐために、ベビーローションやクリームなど、保湿の膜で覆う必要があります。

けれども大人では、お肌に蓋をしてしまい、肌トラブルの原因となる事があります。

 

汗のかき方が違う

とても小さな赤ちゃんですが、汗腺は大人と同じ数あるそうです。

そのため、大人より2～3倍も赤ちゃんの方が汗っかき。

汗をかくことは良い事です、けれども放置してしまうと、下記のような肌トラブルにつながる場合があります。

下記は子供が新生児時代に皮膚科の先生から言われた言葉です。

先生からそう教えてもらい、毎日欠かさず保湿クリームを塗るようになりました。

そうなのですね。赤ちゃんが皮脂でべたべたしていた時、生まれてすぐだったのではありませんか?

実を言うと、赤ちゃんは生後3ヶ月頃まで母親の黄体ホルモンが働いています。そして皮脂を多く分泌しています。

けれども、3ヶ月を過ぎたあたりから皮脂量は急に少なくなるのです。

 

 

赤ちゃん用コスメは敏感肌に良いと言われている理由

大人用コスメはお肌をきれいに見せ、シミ・しわ改善目的としたアンチエイジング成分などが入っています。

大人には必要な成分ですが、それ相応の数量も入っているという事です。

大人用コスメの成分が敏感肌に悪い!というわけではありません。

もちろん、価格やブランド・購入店なども全く関係ない事です。

どの成分が肌に刺激を与え、肌トラブルへ繋がる原因となっているかは、人それぞれです。

そのため、敏感肌には配合されている成分の少ない、赤ちゃん用コスメが良いと言われているそうです。

けれども、勘違いしないでいただきたい事があります。

敏感肌でも、油分の多い赤ちゃん用コスメで起こる肌トラブルが起こらないとは限りません。

そして、赤ちゃん用コスメの成分が肌に合わない場合もあるという事です。

では、赤ちゃん用コスメを一緒に使いたい場合、おすすめの赤ちゃん用コスメについて、これからご紹介していきます。

 

 

赤ちゃん用コスメの種類とおすすめ商品

赤ちゃん用コスメの種類は様々なお店でたくさん販売されています。

大人も一緒に使える赤ちゃん用コスメを選ぶときは注意が必要です。

特に、ご自身の肌について特徴を知ることが大切です。

ご自身の肌を知ることで、コスメ選びの目的が変わってきます。

やさしく保湿したい、乾燥がひどいから油分多めな赤ちゃん用コスメを使いたいなど。

まず、赤ちゃん用コスメにはどのような種類があるか説明します。

赤ちゃん用コスメは様々ありますが、使用する機会の多い3つをご紹介します。

まずは保湿を目的とした場合、油分の少ないコスメからご説明します。

また、おすすめ商品は薬局や赤ちゃん用品店で見かけるものをご紹介します。

※商品の価格や容量は【2022年8月時点】のものです。

 

ベビーローション

ベビーローションは水分やミネラルを主成分とした保湿剤です。

油分は少なくさらっとした使いごこちですが、肌の水分を補ってくれるものになります。

大人用コスメで言う、化粧水のような役割を果たしています。

油分が少ない為、補給した水分は逃げやすい傾向もあり、クリームやオイルと併用をおすすめします。

敏感肌やゆらぎ肌をやさしくケアしたいあなたにおすすめです。

ベビーローションのおすすめ商品をいくつかご紹介します。

さらっとした使いごこちで、持ち運びやすい容量120ml。

出先で乾燥が気になったとき、すぐ塗れて便利でした。

私もこのクリアローションは子供が小さい頃から良く使っていました。

乳液タイプのミルクローションですが、伸びもよく、使いごこち良かったです。

ベビークリーム

こちらは赤ちゃん用品大手である和光堂の商品です。

持ち歩けるハンドクリームサイズ（60g)、主に顔回りの保湿利用が便利でした。

和光堂はこのミルふわベビークリーム以外にも、シリーズ商品があるのでご紹介します。

■ベビーケアスティック（クリーム）…リップのようなスティックタイプでお口周りをケアできます。

■ベビーミルキーローション…乳液タイプのローションです。私は今でも使っています。

■ベビージェルローション…サラッとしたジェルタイプです。ジェル型化粧水。

ベビーミルキーローションとベビージェルローション、キャップタイプの150ml・ポンプタイプは300mlがあります。

また登場しましたよ!こちらも安定大手のピジョン商品です。

赤ちゃん用スキンケアといえばピジョンは安定ですよね。

こちらは先ほどご紹介したローションよりも少し硬めのテクスチャーとなっています。

持ち運びに便利なサイズで、乾燥箇所へ重ね塗りもおすすめです。

 

ベビーオイル

美容からお掃除まで様々なシーンに活躍するベビーオイル。

最近はドラッグストアから100円ショップでも購入可能となりました。

赤ちゃん肌に優しい低刺激成分で作られており、添加物も少ないのが特徴です。

使用方法は様々で、洗顔に混ぜて使ったり、クレンジング代わりや黒ずみケア、マッサージオイルとして使ったりできます。

おすすめのベビーオイルをいくつかご紹介していきます。

もちろん全身に使えるだけでなく、新生児や大人も使用可能です。

赤ちゃんのおむつ替え時、おしりにこびりついた汚れもスルン。

同商品に微香性のベビーオイルもあります。（低刺激・パラベンフリー）

どちらのベビーオイルも容量は125ｇ・300gがあります。

またまた登場しましたよ!こちらもピジョン商品です。

通常のクリアオイルもおすすめですが、今回はあえて「ももの葉」をご紹介します。

あせもやニキビなど、肌荒れを防ぎたい人に適した医薬部外品とのこと。

他ベビーオイルより配合成分が多めなので、敏感肌のあなたは注意してください。

 

 

まとめ

• 大人も赤ちゃん用コスメを使えるが、”絶対安心”ではない
• 理由1、皮膚の厚さが違う
• 理由2、角質層の厚さが違う
• 理由3、汗のかき方が違う
• 赤ちゃん用コスメが大人の敏感肌にいいと言われる理由は成分の少なさ
• 大人が使う赤ちゃん用コスメを選ぶときは、肌の特徴も知ること

赤ちゃん用コスメを一緒に使うことができれば、場所や手間は最も少なく抑えられます。

けれども、赤ちゃん用コスメを使用する場合、”絶対安心ではない”のです。

気になるあなたは、少量からお試ししてみると良いかもしれませんね。