入浴をシャワーだけにするデメリットとは?カバー方法も紹介!

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入浴する時、お風呂に入った方が良さそうとは思うものの、シャワーだけで済ませてしまうことも多いですよね。

しかし、シャワーだけにした入浴は健康面でデメリットがあるのです。

実は、お風呂に入る時と比べて疲労回復効果や、睡眠導入効果が減ってしまいます。

シャワーだけで入浴を続けていると、知らないうちに生活の質が下がってしまうかも…?

工夫次第でシャワーだけのデメリットを抑えつつ入浴できますよ。

私も、家のお風呂がユニットバスなので、入浴をほとんど毎日シャワーだけで済ませています。

この記事では入浴をシャワーだけにするデメリットと、デメリットの簡単なカバー方法も合わせてご紹介します。

シャワー派のあなたも、今日から入り方を変えてみてはいかがでしょう?

 

 

シャワーだけ入浴のデメリット3選!カバー方法も紹介

入浴をシャワーだけにするデメリットは、3つあります。

シャワーだけの場合、お風呂に浸かる時と比べて血流が良くなりません。

そのため、疲れが取れにくいなどのデメリットも生まれてしまいます。

しかし、少し工夫すればデメリットをカバーできるのです。

カバーする方法を実践して入浴すれば、シャワーだけでも効果が得られる部分もあります。

お風呂に入った時と全く同じ効果を得るのはやはり難しいです…。

しかし、やった場合とやらなかった場合では全然違います!

特別な道具も必要ないので、ぜひ実践してみてくださいね♪

 

疲労回復効果が低い

入浴をシャワーだけで済ませると、疲労回復効果が低くなります。

お風呂に入ると、温熱効果と水圧の効果で全身の血行が促進されます。

それに対してシャワーだけの場合は、水圧効果・温熱効果が得られなくなります。

シャワーだけだと血行促進の効果があまりないのね…。

血液は、酸素や栄養など必要なものを運ぶと同時に、老廃物など、不要なものの回収もしています。

つまり、全身の血行が促進されるということは、疲労回復にとても役立ちます。

シャワーで、お風呂に入った時の水圧効果を得ることは難しいです。

しかし、温熱効果について、【39℃~40℃程】のシャワーを浴び続けることである程度は得られます。

私は、洗髪しているときに温かいシャワーを浴び続けていることが多いです。

そのため、いつもシャワーから上がった後でも、温かい状態が長く持続していますよ。

他にも、足湯で足元を温めながらシャワーだけで入浴する方法もあります。

足湯をする方法はとっても簡単!洗面器に足湯用のお湯を張ります。そしてお湯に足を入れます。

足湯しながら体や頭を洗えば、シャワーから上がっても温かい状態が続きますよ。

ユニットバスの場合は、バスタブにお湯を貯めると足湯ができます。

また、お湯の量は足首が浸かるぐらいを目安に張ってください。

足を温めることで、足から心臓の方に血液が戻りやすくなります。

結果、全身の血行がよくなり、冷え性改善にも役立ちます。

少ないお湯の量で済むこともうれしいポイントですね♪

  • 39℃~40℃程のシャワーを浴び続ける
  • 足湯で足首までを温める

お風呂に入るときに比べると弱いけど、シャワーだけでも温熱効果は感じられる!

睡眠導入効果が薄い

シャワーだけだと「交感神経」が優位になるので、睡眠導入効果は得られません。

「交感神経」とは、興奮や緊張を感じているときにはたらく自律神経です。

交感神経とは反対の、リラックスをしているときにはたらく神経が「副交感神経」です。

お風呂に入ると、この「副交感神経」がはたらきます。入浴によってリラックス状態になれます。

シャワーで入浴すると、シャワーの水が皮ふを刺激してしまいます。

結果として、交感神経が優位になってしまうのです。

朝にシャワー浴びるのは理にかなっているんだ…!

そこで、交感神経が優位にならなくするシャワーの浴び方をご紹介します。

なるべく肌の近くにシャワーヘッドを近づけて浴びてください。

そうすると皮ふへの刺激を和らげられ、「交感神経」が優位になりにくいです。

私が普段シャワーを浴びるとき、シャワーの水圧は弱めにして浴びています。

シャワーを浴びた後は、しばらくしたら眠気がやってくることも多いので、水圧を弱めにすると効果アリ…!?

肌に優しいシャワーヘッドを使うという選択肢もあります。

そのようなシャワーヘッドは合わせて節水効果が期待できる場合も…!

試してみる価値ありそう!

「首の付け根や後ろを温めること」も効果があります。

首の後ろには太い血管があります。そこを温めると、副交感神経が優位になりやすいのです。

副交感神経が優位になることで、睡眠導入効果を期待できます。

また、寝る直前にシャワーを浴びている場合は、入浴時間も気にするといいでしょう。

入浴時間を寝る【90分前】ぐらいに調節してみてください。

どうして入浴する時間を寝る90分前にした方がいいのでしょう?あなたも気になりませんか?

体温が高い状態のまま寝床につくと、寝つきが悪くなるからです。

寝る【90分前】にシャワーを浴びることで、睡眠のための体温低下がスムーズにはたらきます。そして、寝つきが良くなります。

普段寝つきが悪いというあなたは、いつもより早めにシャワーを浴びてくださいね。

  • 肌の近くにシャワーヘッドを持ってきてシャワーを浴びる
  • 首の後ろを温める
  • 寝る90分前にシャワーを浴びる

 

体臭がきつくなりやすい

シャワーだけで入浴をすますと、「乳酸」がたまり、体臭もきつくなりやすいです。

体臭の原因は「疲労物質」とも呼ばれている「乳酸」です。

疲労物質である乳酸、疲労の原因となるだけではありません。体臭の原因にもなるのです。

血行がよくなり、血が循環することで、乳酸は減っていきます。

そのため、お風呂に浸かった時は乳酸が減りやすいです。

しかし、シャワーだけでは、血液の巡りがお風呂に入った時ほど良くなりません。

そのため、臭いの原因である乳酸がたまりやすくなってしまいます。

普段シャワーだけの場合、お風呂上がりにマッサージなどで血行を促進させてあげると、乳酸が流れていきます。

マッサージにはオイルやクリームを忘れずに!

また、お風呂でお湯に浸かると、皮ふの汚れが浮きやすくなります。

しかし、シャワーだと汚れが浮きづらいため、ちゃんと洗ったつもりなのに、しっかり落ちていない場合もあります

それが体臭の原因になってしまうこともありえます…。

洗髪はシャンプーする前にお湯でしっかりと汚れを落としましょう。

ただ濡らすだけでなく、シャンプーする時のようにしっかりと頭皮を洗うことがポイントです。

美容師の方から聞いたことがあるお話では、お湯だけで頭皮汚れをほとんど落とせるそうです。

しっかりとお湯であらかじめ洗っておけば、洗い残しを防げて臭いの対策ができます。

今日のシャワーはぜひ、いつもよりちょっと長くお湯で頭を洗ってみてください!

体は、スクラブなどで定期的に汚れを取ってあげると効果的です。

私もシャワーの時はスクラブを使っています。肌もつるつるになるので、スクラブを使うのがいつも楽しみです♪

いろいろ試して、お気に入りのスクラブを見つけることも楽しいですよ!

  • お風呂上りにマッサージで血行を促進する
  • 髪の毛はシャンプー前にお湯でしっかり洗う
  • 体はスクラブで定期的に汚れを落とす

 

 

シャワーだけはデメリットだけでなくメリットもある!

シャワーだけの入浴、デメリットだけではありません。メリットもあります。

シャワーだけの入浴は、健康面だけ見るとデメリットが多いです。

『絶対お風呂に入った方がよさそうだな…』と感じます。しかし、そうとも言い切れません。

シャワーだけの入浴には、時間や水道代を節約できるなど、メリットもあります。

そこで、入浴をシャワーだけにして済ませるメリット、【2つ】ご紹介します。

メリットとデメリット、両方考えたうえで、シャワーだけの場合、お風呂と、使い分けられるといいかもしれませんね。

 

時間の節約になる

シャワーだけで入浴すると、時間の節約になります。

お風呂に入る場合、10~15分程度浸かってから体や頭を洗うので、どうしても【30分以上】掛かることが多いです。

お風呂でのケアが多い場合、1~2時間かかる場合もありますよね。

それに比べて、シャワーだけの場合は大体【15分程度】で終わります。

「たった15分の節約かぁ…」と思うかもしれませんが、1か月で考えると【7.5時間】です。

7.5時間あれば、好きなドラマや、本を読むなど…いろんなことができると思いませんか?

1年単位で考えると【約91時間】になりますし、かなり大きな差ではないでしょうか。

他にも、湯船を掃除する手間など考えると、シャワーだけの方がタイムロスなく済ませられます。

たった15分と侮ることなかれ…!

 

水道代の節約になる

一人暮らしの場合は、シャワーだけで済ませた方が水道代の節約になります。

お風呂を貯める時に使う水の量は、大体【150L〜200L】加えて、頭や体を洗うのにもシャワーは使います。

こまめにシャワーを止めたとしても、合計したら3分ぐらいシャワーは使いますよね。

その場合、お風呂に浸かる時は【180〜230Lほど】水を使うことに。

対してシャワーだけで済ませる場合は、15分間水を出しっぱなしにしたとしても【150L】の水量です。

実際はもう少し量が少なくなるのではないでしょうか。

シャワーの場合、1回あたり36円、お風呂では43円~55円程度です。

シャワーとお風呂を比較しても、1回あたりの差は【約10円】です。

そこまで大きな差はないように感じますが、やはりちりも積もれば山となります。

単純計算で、年間【2,555円~6,935円】の差があることに…。

ただし、一緒に住んでいる家族がいる場合は注意しなければいけません。

1人でも同居家族がいる場合は【150L】×人数分の計算となります。

シャワーがお得になるのは、原則、一人暮らしのみだと言えます。

同居人がいる場合はかえって水の量も多くなってしまい、節約になりません。

2人以上で住んでいるなら、健康面や節約面を考えてもお風呂に浸かった方がよさそう!

 

 

シャワーのデメリットが気になるならお風呂に入ろう!

健康面のデメリットを気にするなら、シャワーだけでなく、お風呂に浸かるのがやはりおすすめ!

シャワーだけのデメリットをカバーする入り方は、お風呂に浸かった時と同じ効果が得られないからです。

費用と時間がかかることはお風呂のデメリットです。

しかし、疲れをためずに過ごせるならば、トータルで見るとお得かもしれません。

普段シャワーだけで入浴しているあなたも、時間に余裕がある時はお風呂に浸かってみてはいかが?

効果的なお風呂の入り方、ポイントは【3つ】あります。

  • お湯を40℃ぐらいの温度にする
  • 10分~15分入浴する(額が汗ばんできたら出る)
  • 肩まで浸かるようにする

ドラッグストアなどに売っている入浴剤を入れるのも効果的です。

ラベンダーやカモミールなどの香りを使えばリラックス効果が増します。

入浴剤の中でも炭酸系や「硫酸ナトリウム」入りは、疲労回復効果が高く、特におすすめです!

お風呂から出た後は、湯冷め防止のためにも、すぐに服を着て保温してくださいね。

扇風機や冷房の風で涼むことは気持ちいいので、ついやりたくなります。しかし、体が冷めてしまいます。

体が冷えると、せっかくお風呂に入って増えた血流も、すぐ元の状態へと戻ってしまうのでNGです。

また、お風呂は長く入ることが良いわけでもありません。

無理をすると、のぼせてしまったり、逆に疲れてしまったりします。

私はお風呂に浸かる時、もったいなくて、つい長風呂してしまいます。

たまにしかお湯を張らないので、欲張ってしまうのです…。

しかしその結果、のぼせてベッドで休んだり、疲れてお風呂の後に家事など、やる気が起きなかったりすることもしばしば。

疲労回復のため、お風呂に入っているのに、疲れてしまっては本末転倒。

お風呂は適度な時間で入ることが大切です。しっかり時間を意識してくださいね。

長風呂には注意!

 

 

まとめ

  • シャワーだけのデメリットは健康面で3つ!
  • シャワーだけのメリットは2つ!時間と水道代を節約できる!
  • デメリットが気になる場合はお風呂に浸かろう!

シャワーだけの場合で生じるデメリットとメリットやお風呂を使った入浴方法など、ご紹介しました。

健康面ではデメリットも大きいシャワーだけの入浴ですが、工夫次第でカバーできそうです。

ぜひご紹介した方法で、シャワーを浴びてみてくださいね。

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