コーヒーの酸味が苦手なあなたは本当の美味しさを知らないだけ!

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コーヒーって苦い飲み物じゃないの?なんで酸味があるの?

こう思う瞬間、ありませんか?私はずっと不思議に思っていました。

子供の頃、コップに入ったコーヒーをコーラと間違えて飲んでしまった時…あの苦さは忘れられません。

しかし大人になって、コーヒーを飲めるようになりたくて、インスタントコーヒーを買いました。

いざ飲んでみると、ツンとした酸味を感じて、コーヒーの苦手要素に酸味が加わってしまいました。

このツンとした酸味が大人の味なの…?私はこう思い、コーヒーは諦めようかと思っていました。

しかし、本来コーヒーにはフルーツのような爽やかな酸味があるといわれています。それがここで言う「良い酸味」です。

それこそがあなたが味わうべき、コーヒーの美味しさなのです。

 

 

コーヒーの酸味が苦手なのは本当の美味しさを知らないだけ!

酸味が苦手なあなたは良い酸味を味わっていない可能性があります。

私もコーヒーのツンとした酸味が苦手で、しかたなく苦味のあるコーヒーを飲みがちです。

しかし、実はコーヒーの苦味もあまり得意ではありません。

私やあなたに対してコーヒーへの苦手意識を掻き立てている、悪い酸味はなぜ生まれてしまうのか。

それは、コーヒーの劣化が原因です。実は、コーヒーもほかの食べ物と同じように劣化します。

コーヒーの酸味が苦手なあなたは、この悪い酸味をコーヒーの酸味だと間違った認識をしてしまっているのかもしれません。

そこで、コーヒーを劣化から守る保存方法をお伝えいたします!

もしも、フルーツのようなフルーティーで爽やかなコーヒーがあるのなら味わってみたいですよね。コーヒーの世界が広がりそうですよ♪

 

良い酸味を味わえるコーヒー豆の保存方法

コーヒーが本来持っている、良い酸味を味わうには鮮度が重要です。

お刺身も新鮮なほうがおいしいようにコーヒー豆も新鮮なほうがおいしいのです。

鮮度を保つには正しい保存方法で保存することが大切です。

コーヒー豆の保存方法には以下のポイントがあります。

酸素や高温多湿を避けて紫外線と光から守る
  • 酸素を避けるために開封したコーヒー豆は密閉された保存容器に袋のまま入れましょう
  • 紫外線だけでなく、太陽や電灯の光からも劣化が進みます。遮光性のある保存容器を使用しましょう
  • 高温は酸化の速度を早めてしまいます。常温といっても15℃以下風通しの良い環境に保管しましょう
  • 湿度の高い場所に保管すると品質が落ちたり、カビの原因となりますので気を付けましょう
常温・冷蔵・冷凍と保存方法を使い分ける

常温で保存するなら、未開封のものか数日で飲み切れる量に限ります。

常温と言っても、風通しがよく、直射日光を避けた15℃以下の高温多湿を避けた場所に置くようにしましょう。

冷蔵保存には、開封されたもの、数日で飲み切らない量のものが適切です。

ニオイ移りに注意が必要!必ず密閉容器に入れましょう。

そして、すぐに飲まないものは冷凍で保存することがおすすめです。

外気との温度差の関係で水滴がつきやすいため、1度に使う分ずつ小分けにして保存しましょう。

挽いたコーヒー豆は1週間程度で飲み切る

上記はコーヒー豆状態での保管方法です。コーヒーを飲むには豆を挽かなければいけません。

しかし、毎日飲む前にいちいち挽くのは大変ですし、毎朝飲みたいのに忙しい朝に豆を挽く時間を確保するなんて…毎日の習慣にするのは少し困難です。

したがって、お休みの日に1週間分のコーヒー豆を挽くことを習慣にしてみるのはいかがでしょうか?

また、自宅にミルがないあなたは週に1度挽きたてのコーヒーを買いに行くのはいかがでしょうか?

挽いたコーヒー豆は大体1週間で飲み切ると最後まで酸味をおいしく味わうことができます。

これなら、週に一度の習慣や楽しみにすることは比較的簡単ではないでしょうか?

素敵なコーヒーライフにしていただくためにもぜひ試していただきたいです♪

長くなりましたが、以上のことが良い酸味を味わうために大切なことです!

なんだか保管の条件が多くてめんどくさいなあ、結局どうしたらいいんだ!

同じことを思ったそこのあなた。確かに、こうして条件を並べられると少し面倒だし、難しく感じますね。

それではここで、私が思う一番簡単な保存方法を発表します。それは「冷蔵庫に入れること」です。

密閉容器に入れて冷蔵庫に入れることで紫外線や光、高温・多湿からも守ってくれます。これによって、簡単に劣化を遅らせることができます。

ただし、大切なことなので再度申します、ニオイ移りには十分注意してください。コーヒーは香りが命です!

 

酸味がおいしいコーヒー豆の選び方

良い酸味を味わうためにもう1つ大切なことが酸味のおいしいコーヒー豆を選ぶことです。

今回は3つの酸味がおいしいコーヒー豆を紹介いたします。

キリマンジャロ

キリマンジャロはビターオレンジのようなほろ苦さと、爽やかでフルーティーな酸味が特徴です。産地はタンザニア。

苦みがとても少ないため、あっさりと爽やかな口当たりで重さがありません。

その反面、しっかりとしたコクも感じることもできるので軽すぎることもなく、飲みやすいコーヒーです。

酸味を楽しむなら、浅煎り(ミディアム)~中煎り(ハイ)の焙煎度合いがおすすめです。また、酸味が強いため、ミルクとの相性はあまりよくありません。
ブルーマウンテン

ブルーマウンテンは、ジャマイカで栽培・収穫されるコーヒー豆です。

ブルーマウンテンは柔らかな酸味に上品な甘みが特徴で、適度な苦みとコクも兼ね備えており、絶妙なバランスがとれているコーヒーです。

気品ある香りも特徴的で、コーヒーの王様とも呼ばれています。

日本人ファンも多いのですが、生産量が少なく希少価値が高いため価格も高価な高級コーヒーです。

焙煎度合いは浅煎りのミディアムローストが最適。高級なブルーマウンテンはブラックで飲むことがおすすめ。ただし苦みや酸味を感じたときは、ミルクではなく砂糖を加えましょう。
コナコーヒー

コナコーヒーは、苦みが少ない代わりに酸味が強いという特徴を持ちます。産地はハワイ。

酸味といってもツンとくる嫌な酸味ではなく、柔らかくすっきりとした酸味で、フルーツのような甘い香りがとても爽やかなコーヒーです。

ブラックコーヒーが苦手なひとでもブラックで飲みやすいコーヒーだと思われます。

砂糖やミルクを入れず、ぜひブラックで楽しみましょう。お供には、チョコレート系の甘いお菓子より、焼き菓子やフルーツを使用したおスイーツが最適。

 

 

コーヒーをより楽しめる酸味の少ない品種2選

ここまで、劣化させないコーヒー豆の保存方法と、酸味が美味しいコーヒー豆種をご紹介しました。

それでもやっぱり酸味が苦手だと思ったあなたには、酸味の少ないコーヒーをご紹介いたします!

コーヒーには美味しい酸味を持つ品種があるように、少ない酸味の品種もあるのです!

つまり、酸味が少ない品種さえ知っておけば、いつでも好きな風味のコーヒーを楽しめるということなのです。

必ずあなたの好みに合った1杯が見つかるはずです。一緒に見つけていきましょう♪

 

マンデリン

酸味が少ないマンデリンは、しっかりとしたコクと苦味を持っています。また、スパイスのような風味と独特な味や香りがあるコーヒーです。

マンデリンが栽培・収穫されているのは、インドネシアです。

深煎りで挽いても独特な風味を維持しているため、マンデリンとしての個性を確立しています。

独特な味わいを楽しんでいただくためには、ブラックがおすすめです。

ですが、ミルクとの相性も良いので、カフェラテやウインナーコーヒーにしていただいてもおいしくいただけます♪

 

ブラジルコーヒー

ブラジルコーヒーは苦味と酸味、コクが柔らかく、軽い口当たりのコーヒーです。

栽培・収穫されている場所は、名前のとおりブラジルです。

苦味、酸味、コクと軽さのバランスが良く、クセがないため飲みやすいことが特徴です。

生産量は多く、比較的安価に手に入ります。そのため、ブレンドにもよく用いられます。

ブラジルコーヒーはそのバランスの良さから、ブラックはもちろんのことミルクを入れたり、エスプレッソにしたり、様々な飲み方で楽しむことができます。

 

 

コーヒーの酸味を抑える方法は簡単ひと手間

酸味の少ないコーヒー豆種について、おわかりいただけたかと思います。

やっぱりコーヒーの酸味が苦手、今あるコーヒーの酸味を抑えたい

コーヒー豆はもともと果実なので、コーヒー自体の酸味を完全になくすことは難しいかもしれません。

しかし、がっかりするのはまだ早いです!調べてみたところ、コーヒーの酸味を抑える方法が4つありました。

どれも簡単なひと手間でコーヒーの酸味を抑えることができます。

それでは以下で、コーヒー豆を変えずとも今あるコーヒーの酸味を抑える方法をお教えいたします!

 

ゆっくり抽出する

抽出に時間をかけて入れると苦味の強いコーヒーが淹れられます。

逆に抽出時間を短くすると酸味の強いコーヒーとなります。

酸味を抑えたいときは時間をかけてゆっくりコーヒーを淹れましょう。

 

90℃以上のお湯で入れる

温度の高いお湯でコーヒーを淹れることで、酸味を抑えることができます。

逆に酸味を楽しみたいときは少し低めの75℃~80℃で入れると酸味を味わうことができます。

酸味を抑えたいあなたは90℃以上のあついお湯でコーヒーを入れましょう。

 

水は硬水を使用する

硬水のようにミネラル成分の多い水で入れるとコーヒー成分がミネラル分に反応して、コーヒーの酸味を感じにくくしてくれます。

日本は水道水が軟水なので、少し手間ですが硬水を用意しましょう。

 

塩をひとつまみ加える

エチオピアではコーヒーに塩を入れることはポピュラーな飲み方で知られています。

これは塩の抑制効果でコーヒーの酸味が和らぎ、飲みやすくなるためです。

塩はほとんどのご家庭にあると思うので、今すぐにでも試せる簡単な方法ではないでしょうか。

コーヒーを飲む前に、塩も一つまみ入れてみましょう。

 

 

まとめ

  • コーヒーの良い酸味を味わえば苦手意識は克服できる可能性がある
  • コーヒーは劣化するとツンとした悪い酸味がでる
  • 良い酸味を味わうにはコーヒー豆を正しく保存することが大切
  • コーヒー豆には「酸味」と「苦味」それぞれ好みにあったものがある
  • コーヒーの酸味を抑えるには90℃以上の硬水を使用したお湯でゆっくり抽出する
  • 出来たコーヒーには塩を入れると酸味が和らぐ

酸味を抑えたコーヒーの楽しみ方ってこんなにあるのですね♪

私はコーヒーを心からおいしいと思って飲めるようになりたいので、フルーツのような良い酸味を味わって、苦手な酸味も好きになれたらなと思っています。

まずはキリマンジャロコーヒーから試してみたいと思います。

あなたも気になるコーヒーがあったらぜひ試してみてください♪

気になると思った時が行動する、そして苦手を克服するチャンスです!

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