犬は肉球のザラザラが滑り止めになっている!トラブルやケア法も解説

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愛犬家のあなた。犬ってかわいいですよね!顔や仕草だけでなく、しっぽや肉球までも愛しいです。

愛犬のかわいい肉球を触って、「思ったよりザラザラだな…」と感じたことはありませんか?

なんとそのザラザラは、滑り止めの役割をしているのです!

実をいうと、私たちが愛して止まない犬の肉球には様々な役割があります。

そんな肉球に異変が起きたら、不安でいっぱいになりますよね。

いつもより肉球を舐めていたり、乾燥してカサカサしていたり…。

それだけならまだしも、炎症を起こす可能性だってあります。

そんな非常時、慌てず冷静に対処できるよう、ケア方法もまとめてみました。

 

 

犬の肉球がザラザラしている理由は滑り止め!

愛犬の肉球を触ってザラザラしていると、「ケガ!?病気!?」と不安になりますよね。

しかし、犬の肉球がザラザラしている理由は滑り止めなのです!

したがって、心配する必要はありません。むしろ、標準装備なのです。

もっと言うと、ザラザラした肉球には、滑り止め以外の役割もあります!

一体どんな役割があるか、以下でご紹介いたします。

 

滑り止め

ザラザラした犬の肉球が持つ役割1つめは、滑り止めです。

犬の肉球表面には小さい円錐状の突起物が集合しています。

このおかげで、走り回っていてもすぐに止まれたり、滑りやすい雪上でも走ったりすることができるのです!

家族として愛するために犬を飼うことが主流ですね。

しかし、昔は狩猟のお供として飼われていました。

肉球だけでなく爪も駆使して、雪上で滑らずに獲物を捕らえていたそうです。

 

クッション

犬の肉球を触ってみると、ぷにぷにと心地の良い感触がしますよね。

この柔らかい弾力の役割は、私達人間を癒やすだけでありません。

クッションとして働き、足音を消す役割があるのです。

狩猟の際、気配を消して獲物へそっと忍び寄るために最適な機能ですね。

ほかにも、追い回したりジャンプしたりするためのクッションの役割もしていました。

 

感知

肉球の中には脂肪だけでなく神経も多く存在しています。

温度、圧、痛みなどを感じ取る役割もあるのです。

それにより地面の状態や振動を感知することもできます。

地面の状態を確認することで、熱や冷たさから自分を守っているのです。

 

体温調節

気温が高いときや運動しているときなど、犬は口を大きく開き、浅く速く呼吸していますよね。

そうすることで体温を調節しています。これをパンティングといいます。

しかし、パンティングだけでは体温の調節が難しい場合もありますよね。

そんなときは、肉球と鼻の一部から汗を出すことで体温調節もしています。

また、肉球から出る汗には、マーキングや肉球を潤すための機能もあるのです。

 

 

犬の肉球には様々なトラブルが起きる可能性もある!

犬のザラザラした肉球には、想像以上にたくさん役割がありましたね。

私は今回調べてみるまで全然知りませんでした。あなたも驚いたのではないでしょうか?

たくさん役割がある犬の肉球は、とても重要であるということもお分かりいただけたと思います。

愛犬家のあなたは、一層大事にしてあげたいと思ったのではないでしょうか。

実をいうと、大切な犬の肉球はトラブルが起きる可能性もあるのです!

肉球のトラブルって想像がつかない…。ケガするだけじゃないの?

そう思ったあなたのために、どんなトラブルが起きるか調べてみました!

犬の肉球に多いトラブルを知っておけば、予防できるので安心ですよ。

 

乾燥やひび割れ

乾燥する寒い季節では、犬の肉球も乾燥してカサカサになってしまうことが多く見られます。

肉球は乾燥すると、ぷにぷにとしたクッションの機能が失われてしまいます。

こうなると、コンクリートなどの硬い地面を歩くときにひび割れてしまい、出血してしまう恐れもあるのです。

乾燥しやすい時期には愛犬の肉球がカサカサになっていないか、気を配りましょう。

肉球専用保湿クリームやワセリンなどを使用して保護しましょう。

 

やけど

真夏など、とても暑いときのアスファルトは60℃を超えます。

そんな地面を私達人間が裸足で歩いたらどうなるでしょう?

火傷しますよね。犬も同じように火傷してしまいます。

暑い時期に犬と遊んでいたら火傷を負ってしまい、歩き方がおかしくなってしまった…。

そんなことにならないよう、犬の肉球へ負担がかからない工夫をしましょう。

 

指間炎

犬の肉球は、怪我やアレルギー、ストレス、皮膚病など、さまざまな原因により「指間炎」という病気になってしまうことがあります。

指間炎を患ってしまうと、かゆみを緩和させるために足を舐めたり噛んだりしてしまいます。

その唾液から細菌が繁殖し、悪化してしまう恐れもあるのです。

いつもより足を気にしている様子を見かけたら、獣医さんに診てもらいましょう。

 

 

犬の肉球を適切にケアする方法は3つある!

愛犬の肉球にまつわるトラブルは、意外にたくさんありましたね。

どれも愛犬にとって辛そうなものばかりでした。

しかし、あなたのケア方法次第で、肉球を健康に保てます。

愛犬の肉球ケアにおすすめしたい方法は3つあります。

以下で詳しく解説しますので、あなたやあなたの愛犬にぴったりなケア方法を選んでくださいね♪

 

 

保湿クリーム

まずご紹介する愛犬の肉球ケア方法は、保湿クリームです。

保湿クリームを使用すれば、肉球を良い状態に保てます。

専用クリーム以外にも、ワセリンが効果的ですよ。

人間用の保湿クリームは犬に使うべきではありません。

しかし、ワセリンは安全性が高いため、犬にも使用することができます。

クリームを肉球に薄く塗り、優しくマッサージしたり手で包みましょう。

これは、塗った直後に肉球を舐めてしまわないようにするねらいがあります。

 

真夏の散歩

うちの子はたくさん散歩に連れて行ってあげたい!

愛犬と一緒に歩きたい!

 

そんな思いから、肉球を火傷させてしまうことがないように、愛犬を思いやりましょう。

真夏の散歩では、高温になるアスファルトを避けた散歩コースを選ぶことが重要です。

また、散歩の時間帯も夕方や夜など涼しい時間帯にしましょう。

ほかにも、犬用の靴を履かせて散歩することで肉球保護ができますよ!

 

清潔に保つ

散歩や庭から帰ってきた愛犬の肉球は、綺麗に洗いましょう。

土などの汚れがついたまま放置すると、肉球衛生上よくありません。

ただし、洗い過ぎてしまうことや、強く拭きすぎてしまうことにも注意しましょう。

軽い汚れが付いている程度なら、濡れタオルやウェットシートなどで優しく包むように拭くくらいで大丈夫です。

そして、洗った足はしっかりと乾かすようにしましょう。

濡れたまま放っておくと、雑菌が繁殖してしまうこともあります。

特に湿度の高い梅雨時期は菌が繁殖しやすいので、しっかり乾かしましょう。

 

 

まとめ

  • ザラザラした犬の肉球は滑り止めとして働く!
  • 犬の肉球にはたくさん役割がある
  • 犬の肉球はトラブルが起きることもある
  • 犬の肉球ケアは3つある
  • 犬用保湿クリーム以外でもワセリンが効果的
  • 夏場の熱い時期の散歩は気を付ける
  • 犬の足を汚れや湿気から守る

ザラザラした愛犬の肉球には、重要な役割がありましたね。

私は調べてみるまで、単に乾燥してザラザラしているものと思っていました。

愛犬に寄り添った生活のため、私達は努力をし続けなければなりません。

愛犬が、いつもと違う肉球状態でないか、いつもと違う行動をしていないか…。

日常の仕草に注意しながら肉球ケアもしっかりと行い、健やかな生活を整えてあげましょう!

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