愛猫の健康管理や生活環境を整えるなど、飼い主ならできる限りやってあげたいと思いますよね。私も猫を飼っており、そう常々思っています。
愛猫へしてあげられることの一つに、マイクロチップ装着も含まれていることをご存知ですか。
マイクロチップで愛猫とより長く一緒に暮らしていけることが叶います!
しかし装着方法や費用、本当に愛猫の身体へチップを埋め込んでも大丈夫かといった不安があるのは当然です。
私も愛猫の体へ負担や費用がどのくらいかかるか、不安に思っていました。
しかし、マイクロチップの装着は安全で、費用もそれほど高くありません。
そこで今回は猫のマイクロチップにかかる費用や装着方法などをご紹介していきます。ぜひ、読んで不安を解消しましょう。
猫のマイクロチップに高額費用はかからない!
猫のマイクロチップは費用が高額でなければ、危険なものでもありません!
しかし、大事な猫の体にマイクロチップを埋め込むことは少し怖いですよね。
痛みはあるのか?費用は?マイクロチップとはそもそもどういったもの?そのような疑問を理由も合わせてお伝えします。
マイクロチップの中身は番号
マイクロチップとは、15桁の識別番号のみが記録された電子タグを指します。
マイクロチップの埋め込まれた猫が迷子になった場合、この識別番号は重要なカギになります。
識別番号は猫の飼い主情報を引き出すことができます。
この番号があることで、迷子になった時でも、飼い主の元へと返せるのです。
首輪のように外れることもありません。その点も安心ですね。
私もマイクロチップを装着してから、窮屈な首輪は外すようにしました。
見た目は小さなカプセル
形は小さなカプセル型で、【長さ8〜12mm、直径2mm】の大きさです。
かなり小さいものなので、埋め込んでしまえば外からはわからなくなっています。
チップの表面は体内に入れても無害なガラスで覆われています。副作用の心配もありませんよ!
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本当に無害なのかしら。
本当に無害なのか、私も不安でした。しかし、2022年7月時点、日本国内でマイクロチップによる副作用は報告されていません。
アナフィラキシーショックの危険性があるワクチン等と比べたらどうでしょうか?
猫にマイクロチップを装着する方が安心と言えますね。
交換は不要
マイクロチップは費用も高額になることはないので安心してください。
マイクロチップを装着すると、電池やマイクロチップ自体の交換も気にする必要はありません。
交換がないので、一度愛猫に装着してしまえば、追加費用もかかることはありません。交換日を気にする心配が無いのは嬉しいですね。
一般の飼い主は努力義務で装着
ペットショップやブリーダー向けに、犬や猫などへマイクロチップの装着が2022年6月から義務付けられました。
一般的な飼い主に対しても、装着が努力義務とされています。
義務と聞けば、装着しなければならないのではないか、焦ってしまいますよね。
しかし、あくまで努力義務ですので、装着しなかったからといって罰則を受けることはありません。
ゆっくりと検討し、不安を取り除いてから装着しましょう。
- マイクロチップは15桁の識別番号が記録された小さな電子タグ
- 装着に痛みもなく体調へ影響はない
- 交換や追加費用は必要ない
- 一般の飼い主は努力義務として装着を検討
私も猫を飼っています。当時は不安に思いながらマイクロチップを装着しました。しかし、猫に悪い影響がないと知って安心しています。
猫のマイクロチップ装着に補助金が出るって本当!?
猫に対するマイクロチップ装着は多くの自治体が補助金を出しています。
先着順や半額負担、全額負担など、補助金の内容は各自治体でさまざまです。
住んでいる地域の市役所等に確認してみてください。
装着は動物病院で安心
マイクロチップの装着自体は、動物病院で獣医師が行います。
費用は病院によって異なりますが、【数千円〜1万円】ほどです。
その他に情報の登録料としてオンライン申請では【300円】、紙申請だと【1,000円】がかかります。
マイクロチップの装着費用、かかる病院によって意外と費用の差があるようですね。
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もっと安くならないかな?
ご安心ください!住んでいる地域の自治体から補助金が受けられれば、費用をより抑えられます。
役所に確認することは面倒ですが、時間のある時でも、ぜひホームページなどを確認してみましょう!
また、補助金の他、マイクロチップを装着した際、ペット保険が割安になることがあります!
ペット保険に加入されている場合、一度、保険の契約内容も確認してみましょう。
私はペット保険に加入していません。しかし割安と聞き、少し興味が湧いてきました。
30日以内のデータ登録をしよう
マイクロチップを装着したら、登録手続きに必要な書類があります。
動物病院で『マイクロチップ装着証明書』と『登録申込用紙』を必ずもらいましょう。
用紙に必要事項を記入し、指定の団体へ郵送すれば、データ登録申込みが完了です。
装着してから30日以内の登録が義務付けられているので、注意しましょうね。
また、猫を譲り受けた場合には、飼い主変更の届出が必要です。
こちらも義務付けされているので、忘れずに変更してださい。
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登録も変更も忘れないようにだね!
後日、『登録証明書』が発行されます。それを受け取ることで登録が完了です。
申請は郵送の他、オンラインでも可能ですので、やりやすい方を選んでくださいね。
飼い主の個人情報には自治体と警察のみが閲覧可能になります。
プライバシーが漏れる心配もなく安心です。私も安心してマイクロチップの登録をすることができました。
- 動物病院でマイクロチップを装着
- 動物病院で『マイクロチップ装着証明書』、『登録申込書』をもらう
- オンラインまたは郵送で申し込む
- 『登録証明書』をもらい登録完了
- 猫を譲り受けた場合は、変更届出を
愛猫を傷つけずに済む
補助金や費用以外にも装着の際、愛猫が痛がらないか不安ですよね。
しかしご安心を。身体を傷つけないために獣医師が医療行為として装着を行います。
普通の注射と変わらず短時間で完了するため、愛猫にかかる負担もほとんどありません。
マイクロチップが装着される場所は、背中側中心より少し左側、首の後ろにある皮下が多いです。
レントゲンやCTスキャンなども特に影響なく、一度装着してしまえば気にする必要はありません。
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猫に悪影響が無いなら安心ね。
飼い主として、いくら良いものでも愛猫に負担があることは避けたい。
しかし、負担がないとなれば前向きに検討することもできるので、いいですよね!
猫のマイクロチップにデメリットはある!?
猫と飼い主に対してメリットの多いマイクロチップですが、デメリットも存在します。
マイクロチップのデメリット
大きなデメリットは3つあります。まず、装着に費用がかかることです。
登録料と合わせて少なくとも数千円はかかってしまいます。
しかし、愛猫が迷子になり、捜索を民間企業へと依頼すれば、数日で数万円に。
それを考えれば、マイクロチップ装着は大きなデメリットがあると言い切れませんね。
二つ目は、情報を読み取るために専用のリーダーが必要だということです。
マイクロチップは各メーカーで規格が異なっています。
猫を保護した施設によっては合致したリーダーが無く、読み取りできないということも。
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せっかく装着しても読み取れなかったときは困るな。
また、マイクロチップは現段階で識別番号から飼い主の情報を照らし合わせるだけとなります。
GPSや他の情報は入っていません。その点もデメリットの一つとなっています。
マイクロチップにGPSの機能が含まれていたら、嬉しいですよね。
実際にGPS機能を希望する飼い主の声は多いです。近い将来、実現することを期待しましょう。
・専用のリーダーが無いと読み取ることができない
・記録できるのは識別番号のみ
マイクロチップ装着のメリット
費用や装着方法はわかったけれど、本当に装着の必要があるか疑問ですよね?
マイクロチップを装着するメリットは主に3つ。1つずつご説明していきましょう。
一つ目は、迷子や震災で離れてしまったペットでも身元確認することが容易になるという点です。
大切な愛猫が離れてしまい、もう一生会えなくなってしまう。飼い主として、そのようなことは嫌ですよね。
はぐれてしまった猫にマイクロチップが装着されていれば、専用のリーダーを使って読み取ることでその身元が確認できます。
話すことのできない猫だからこそ、もしもの時に備えると安心ですね。
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もしもの時に必要な備えの一つなのね。
二つ目に自治体がマイクロチップ装着を推奨していることもあり、補助金も充実していることです。
各団体によりバラつきはあるものの、少しでも負担が減ることは嬉しいですね。
さらに、今後、過去の病歴や治療歴、ワクチン接種歴といった情報がマイクロチップで管理できる可能性も広がっています。
私もマイクロチップの可能性に魅力を感じ、当時は前向きで検討しました。
・補助金の給付をおこなっている自治体が多い
・今後、様々な機能を期待できる
まとめ
- マイクロチップの装着は安全で費用もそれほど高くない
- 費用は数千円〜1万円、別途登録料として300円〜1,000円かかる
- 自治体によって補助金の有無や内容が異なる
- 装着は動物病院で獣医師により行う
- 身体への悪影響はない
- 愛猫と長く一緒にいるためには装着することがおすすめ
今後、ますます需要が高まってくる猫のマイクロチップ。補助金などを活用すれば、装着の費用は抑えることができます。
装着についてはメリットとデメリットを照らし合わせながら検討してくださいね。
私もマイクロチップ装着で安心して愛猫との生活を過ごせそうです。
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