知らない間にさかむけが出来ている、なんてことありますよね。
さかむけの原因は、ストレス、乾燥、栄養不足にあります。
さかむけが出来ている状態で、ニットの服なんか着られませんよね?
腕を通した時にはもう時すでに遅し、さかむけが引っ掛かりまくって指先には鋭い痛みが襲い掛かってきます。
さかむけの原因がストレスだとすれば、ニットを着ることによって受けるストレスでさらにさかむけが増えてしまうかもしれません。
だからといって、さかむけのせいでニットを着れなくなるなんて嫌ですよね。
そんなあなたに向けてこの記事では、さかむけが出来る原因と対処法を徹底的に解説してきます。
綺麗になったその指で、さかむけに「さようなら」と大きく手を振ってあげましょう!
さかむけの原因になるストレスは軽い運動で発散!
先ほども書いたようにさかむけは、ストレス、乾燥、栄養不足が原因になっています。
さかむけとストレスって関係あるの?
そう思うことも多いと思いますが、さかむけにとってストレスは天敵です。
身体の不調と心の不調は、密接に関わっています。
ストレスが溜まっているとホルモンバランスが崩れ、皮膚の状態が悪くなってしまうのです。
ストレスも溜まって、さかむけも出来てしまったら、堪ったものではないですよね。
うまく発散できればいいのですが、なかなか発散できない方には、軽い運動がおすすめです。
軽い運動で汗をかくことはストレスの発散に繋がります。
またストレスだけではなく、運動不足で身体の血行や新陳代謝が悪くなると、それが原因でさかむけが治るのも遅くなってしまいます。
激しい運動はしなくて大丈夫ですので、ウォーキングなどの軽い運動をすることによって身体の血行促進や新陳代謝の改善に繋がります。
お散歩気分で近所を歩いてみるのも、さかむけの予防に繋がるということです。
さかむけの原因は乾燥がほとんどだった!?
さかむけは夏の暖かい時期よりも、冬の寒い時期にできるイメージがありますよね。
夏に比べると冬は湿度があまり高くならないため、空気が乾燥してしまいます。
空気が乾燥することにより、手の油分や水分が減ってしまい結果的にさかむけが出来てしまうのです。
また、皮膚には肌の乾燥を防ぐための皮脂膜というものがあるのですが、水に触れるとすぐに流されてしまいます。
手は水に触れる機会が多い上に、皮脂膜がもともと少ないのですぐにさかむけが出来てしまうということです。
乾燥によるさかむけの予防法
手の乾燥によるさかむけの予防法は、ハンドクリームによる保湿が効果的です。
ハンドクリームであれば値段も安いものが多く、薬局などで手軽に買えますよね。
また、手を乾燥させないためにはなるべく水に触れないようにすることも大切です。
とは言っても、手洗いや洗濯、炊事など水に触れることが避けられないものは仕方がありません。
ゴム手袋を使ったり、作業の前後でハンドクリームを塗ったりすることで、水の影響を弱める事が出来ます。
そういった細かい事でも、さかむけの予防に繋がります。
さかむけの原因は栄養不足にもある!必要な栄養3選!
もうひとつの大きな原因に栄養不足が挙げられます。
ストレスと乾燥はなんとなくわかるけど、栄養不足って言われてもねえ…
栄養不足と聞くと難しそうで、少し身構えてしまいますよね。
しかし、さかむけの予防や改善には大きく役立ってくれますので、覚えておいて損はないと思いますよ。
さかむけだけの話ではないですが、栄養は体にとって非常に重要なものですよね。
体を構成するものであり、健康を維持するためのものでもあります。
偏った食事をしていると、体に必要な栄養が十分に摂取できず結果としてさかむけが出来てしまうということです。
必要な栄養を全て摂ることが理想ではありますが、ここではさかむけの予防に役立つ栄養を具体的な食べ物と合わせて紹介していきます。
タンパク質
まずは3大栄養素のひとつでもあるタンパク質です。
皮膚は主にタンパク質で構成されているので、タンパク質は不可欠になります。
ダイエットや食事制限、体調不良などで満足に食事が出来ていない状態だと、不足しやすい栄養素になりますので、意識してみてください。
タンパク質を効率よく摂取できる食べ物に以下のものがあります。
- 肉類全般(鶏肉など)
- 魚類全般(鯖など)
- 卵
- 納豆
- ヨーグルト
たんぱく質摂取におすすめな食材は異常です。基本的に主菜と呼ばれるものに多く含まれています。
ミネラル
ミネラルは3大栄養素ではありませんが、体にとって大事なものであり、3大栄養素の潤滑油のような役割を担っています。
種類が多く色々な効果がありますが、有名なものではカルシウムやマグネシウム、亜鉛などがミネラルに分類されています。
丈夫な骨を作ったり体内の水分調整をしたりと、それぞれの役割は違いますが健康な体を保つという面では同じですね。
ミネラルは体の中で作り出すことはできないので、必ず食事やサプリメントから摂取する必要があります。
ミネラルの中でもカルシウムや亜鉛は、肌の再生を促す効果があるのでその2つが摂取できる食べ物を紹介します。
【カルシウム】
- 牛乳
- ヨーグルト
- 小魚
- 納豆
【亜鉛】
- ナッツ
- 卵
- 豚レバー
- 牡蠣
しかし、普段の食事で摂取できない場合はサプリメントとして薬局で売られていますので、そちらもおすすめです。
ビタミン
ビタミンもミネラルと同じように潤滑油のような役割を担っています。
ビタミンAやビタミンB、ナイアシンなどは聞いたことがあると思います。
また、ビタミンも種類が多いため何を摂ったらいいのかわからない方のために、さかむけの予防に効果的なものを紹介していきます。
【ビタミンC】
- 赤ピーマン
- ブロッコリー
- イチゴ
- キウイフルーツ
ビタミンCを摂取できる食材の代表的なものは以上です。
ビタミンと聞いて思い浮かぶものばかりですよね!
- 豚レバー
- 卵
- 大豆
- ナッツ
「ビオチン」と聞いて、「?」が浮かんだあなた。食材を聞けばかなり身近に感じますね。
- 豚レバー
- しいたけ
- タラコ
- 納豆
ビタミン類が摂取できる食材は上記に挙げたものですね。
ビタミンもサプリメントとして薬局で売られていますので、食事での摂取が難しい方はそちらもおすすめです。
さかむけは原因を見つけて素早く対処しよう
さかむけは、原因を追究してそれに合わせた正しい対処をすることが重要です。
さかむけが出来ないことに越したことはありませんが、予防をしていても出来てしまうことはもちろんあります。
皮が少し剥けているとどこかに引っ掛かるのが嫌で、爪を使ってちぎったりしていませんか?
さかむけはいつも爪でちぎってるなあ…。
放っておけばすぐ治るし…。
もちろん私も今まで、爪を使ってちぎり続けてきました。
さかむけを見つけるや否や、全集中してちぎっていたものです。
その道のプロと言っても過言ではないちぎりの上手さを手にしています。
しかしそんな私でも、決してちぎることが正解だと思ってちぎってきた訳ではありません。
何度かちぎることに失敗していますが、その時はもう大変ですよ。
常に指先がジンジンと痛み、血がにじむことも少なくありません。
それだけで済めばいいのですが、さらにそこに細菌が入ってしまうと炎症を起こし、化膿してしまうケースもあります。
もう既に同じような経験をしている方がいるかもしれませんが、あなたがそうなってしまわないように、正しい対処法を紹介していきます。
さかむけ部分を綺麗にカットする
まずは刃先の細い清潔なハサミで、さかむけ部分をカットしましょう。
どこかに引っ掛かってしまうと傷口部分が広がってしまいますので、さかむけを見つけたらすぐにカットすることはとても大事になります。
その際、なるべく根元のほうからカットをすることで、どこかに引っ掛かる確率を格段に減らせます。
清潔な眉毛用の小さいハサミがあれば、簡単に綺麗にカットすることができますよ。
ハンドクリームや軟膏を塗る
さかむけの程度によって変わりますがハンドクリームや軟膏を優しく塗りましょう。
さかむけの程度が軽く、痛みもあまり感じない場合はハンドクリームを塗って、その上から絆創膏で包んであげましょう。
さかむけの程度が重く、痛みも強い場合は、軟膏などで傷口のケアをする必要があります。
通常であればさかむけは、一週間程度で治るものです。
軟膏を塗って清潔に保っているのに、一週間経っても良くならない場合は病院で診てもらいましょう。
原因を探す
さかむけが出来たということは、そこには必ず原因があるはずです。
さかむけの原因はこの記事に書いてあることがほとんどです。
ストレスなのか、乾燥なのか、栄養不足なのか、どれが原因だったのかを自分自身で探ることでさかむけの再発を防ぐことができます。
逆を言えば、原因がわからなければまた再発してしまうということです。
さかむけは予防すれば防げることが多いので、出来てしまったからと言って諦めずに、しっかりと原因を探りましょう。
まとめ
- さかむけの原因はストレス、乾燥、栄養不足である
- 乾燥によるさかむけは、ハンドクリームで保湿する
- 栄養をしっかり摂ってさかむけを予防する
- さかむけが出来たら素早く正しい対処をする
- さかむけの原因を探って再発を防ぐ
一度できてしまうと、さかむけって厄介ですよね。
正しい対処をすることだけでなく、さかむけを作らないことも非常に大事だと思います。
綺麗な指を維持できるように、日頃から予防していきましょう。
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