玄関マットのお手入れは毎日お掃除してさらに定期的な水洗いで清潔に♪

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玄関マットには、靴を脱いで床に上がったところに置くフロアーマットや、玄関の外に置くマットがあります。

フロアーマットだったら髪の毛や、皮膚のカスなどダニの餌になるようなゴミが付着していますし、玄関の外に置くマットだったら靴の裏に付着していた泥やホコリで汚れます。

できれば毎日お手入れしましょう!日々のお手入れに加えて、定期的に、あるいはひどく汚れてしまった時などは、水洗いをしましょう。

本記事では、玄関マットのお手入れ方法についてお話します。日々どんな掃除をしたらよいか、定期的な水洗いはどのようにすればよいのかについて説明します。

玄関マットをきれいにすることで、玄関が清潔に保たれます。また、汚れを屋内に持ち込むことを防止します。そして清潔な玄関は、訪問者に対して好印象間違いなしです!

 

 

玄関マットのお手入れは日々実施分と定期水洗いが正解

私たちは毎日のように、家の内と外を行ったり来たりしています。外から帰ってくると、靴や衣服には、ホコリやゴミ、砂が付着しています。

さらに雨の中で帰ってきた場合、靴は雨水や泥で汚れている場合もあります。

玄関マットは置く場所の違いで下記のように2種類あります。

  • 玄関の外に置くマット
  • 玄関から中に入って靴を脱いで上がった床の上に敷くマット(フロアーマット)

玄関の外に置くマットは、家の中に靴の汚れを持ち込まない役目ですし、フロアーマットは、部屋の中に靴下や素足に付着した汚れやゴミを持ち込まない役目を果たしています、

そのかわりこれらの玄関マットは、汚れやゴミまみれになってしまいます。しかも毎日、何度も汚れていくのです。

お手入れをしないで玄関マットがどんどん汚れていくと、

  • 玄関マットで汚れが取れなくなっていき、玄関内や家の中が汚れてしまう
  • 玄関マットが不衛生な状態になり、カビが生えたり、ダニが繁殖したりする
  • 見た目に不潔で家を訪れた人に不快感を与えてしまう

ですから、どんどん汚れが蓄積していかないようにするために、毎日お手入れした方がよいのです。

毎日の簡単なお手入れだけでも汚れの蓄積を遅らせる効果があります。

しかしお手入れとしては、少しでも新品の状態に近づけるために、定期的に水洗いをするのが望ましいです。

 

 

玄関マットのお手入れは日々行う簡単な掃除が重要

玄関マットとして、床の上に敷くフロアーマットは、お部屋のカーペットやラグと変わらない素材を使用し、天然もの・化学繊維と様々な種類があります。

よって、フロアーマットの日々のお手入れは、カーペットやラグと同じように、掃除機や「コロコロ」を使ってゴミをとることです。

また、ドアの外に置く玄関マットの場合は、マットを叩いてゴミを落とした方が掃除の効率が良いです。

 

床上のフロアーマットは掃除機をかける前にひと工夫

このマットには、外から持ち込んでしまったホコリやゴミに加えて、お部屋のマットと同じようなゴミである、髪の毛やはがれた皮膚などもくっ付いてしまいます。

つまりカーペットやラグと同じようにダニが発生しやすい環境になっています。できれば毎日ゴミを取り除きたいところです。

もちろんお部屋のカーペットやラグと同じように掃除機をかけてゴミを取り除きましょう。

マットには色々な素材があり、織り方も様々です。玄関マットといえばこれです!というものがありません。

素材例として、ウールのマットについて説明します。

ウールには「遊び毛」といって、汚れた繊維が抜け落ちる性質があります。

掃除機をかけると、「遊び毛」が取れるのと同時に、「遊び毛」に絡まっていたり、毛の奥の方にあったりしたホコリやゴミも一緒にとれますし、シミもとれる場合があります。

しかし、毛玉がたくさんできてしまうというデメリットがあります。

今度は織り方の例として、パイル生地について説明します。素材をタオルの表面のように丸いループ状に織った生地のことをパイル生地といいます。

このように織り込んであるので、肌触りが良く、吸水性が良いので保湿性が高く、クッション性もあります。

しかし、糸がほつれやすく傷みやすい、濡れてしまったら、しっかり乾かさないと臭ってしまう、というデメリットがあります。

掃除の仕方を素材や織り方で個別に検討していくのは大変ですので、一般的な上手な掃除の仕方を説明していきます。

もちろん掃除機をかけるのですが、効率よくゴミを吸い取るためのポイントは下記2点です。

  • 毛の根元深くに埋まっているゴミを表面に浮き出させます
  • そして掃除機を様々な方向からかけます

ゴミを表面に浮きださせるのは、もちろん掃除機のパワーにあまり頼らずに効率よくゴミを吸い取るためです。

方法としては、粘着クリーナー(通称「コロコロ」)を使います。粘着テープがロール状になっていて、それをペンキ塗りで使うようなローラーに取り付けて、転がしていきます。

コロコロを転がすと粘着テープの表面に髪の毛やその他ゴミが付着します。

そして、転がした後のマット表面にゴミが浮き出していますので、掃除機でゴミが吸い取りやすくなります。

ただし、やり過ぎると繊維を痛めてしまう可能性があります。

ゴミを表面に浮かせる方法は他にもあります。ゴム手袋をはめてマットの表面をなでることでゴミが表面に浮き出していきます。

なかなか手間のかかる作業ですが、玄関マットの面積ならば短い時間で済みそうです。

これも繊維を痛めてしまう場合があります。毛玉になりやすいです。

次に掃除機をかけますが、掃除機のホース先端についているブラシを、単純に1方向の前後に動かしてゴミをとるのでは効果が小さいです。

よく実践されているのは、繊維の向きに逆らう方法に掃除機をかける、ということです。毛を逆立たせてゴミをとりやすくする方法です。

これだけでも効果が大きいですが、さらにもっと色々な方向から掃除機をかけてゴミを徹底的にとりましょう。

玄関マットは面積が小さいので、意外と手間のかからない作業だと思います。

 

玄関外のマットではホコリやゴミを叩いて落とす

外に置く玄関マットは、水や日差しに強い性質(耐候性)を持ち、靴の泥や汚れを取りやすい素材になっています。

素材として、室内向けとは異なるものがあります。よく見かけるのは人工芝です。また、汚れを取りやすい織り方としては前述のパイル生地があります。

玄関ドアの前にある構造上、毛足は短いものが多いです。これもよく見かけます。

掃除機をかけてもゴミはとれますが、屋内の玄関マットのような手間をかけずに、床にたたきつけたり、ほうきで掃いたりしてマットからゴミを落とした方が簡単です。

ただし、周囲にホコリをまき散らします。後で玄関前を掃き掃除した方がよさそうです。

 

 

玄関マットのお手入れに必要な洗い方ノウハウ

これまでに、掃除機をかける前のだんどりや、掃除機のかけ方で効率良くホコリやゴミを取る方法を説明しました。

このような日々のお手入れで、見た目はホコリやゴミが見えない状態になっているかもしれません。

しかし外から持ち込んでしまった泥の汚れでシミができてしまっている場合があります。これは掃き掃除では落ちませんので、水洗いが必要です。

まず、マットの「洗濯処理のための表示記号」で水洗い可能かどうかを確認してください。「水洗い不可」だったら簡単なシミ抜きや、水拭きで終わりです。

もし「ドライクリーニングのための表示記号」でドライクリーニング可能となっていたら、クリーニングに出すことも検討しましょう。

カーペットや絨毯よりは面積が小さいのでクリーニング代も安くなるはずです。

 

床上のフロアーマット

マットに記載している、「洗濯表示」を確認して、下記のお手入れを実践してみましょう。

また、乾燥の仕方も表示されているので、その表示に合わせた乾燥(日陰干し、タンブラー乾燥など)をしてください。

  • しみ抜き
  • 手洗い
  • 洗濯機で洗濯
  • クリーニング

まず、しみ抜きです。これは、定期的というよりは、汚れたらその都度、ということになりますが、水洗いをする前のだんどりとして実施してもよいでしょう。

室内のマットは飲み物や調味料などで汚れることが多いですが、玄関マットは基本的には泥汚れです。泥は、水にも油にも溶けないので、洗剤で溶かせません。

よって、まずシミになった部分を乾かしから、ブラシをかけてとるべきです。

掃除機をかけ方のように多方向ではなく、1方向にブラシをかけることで、汚れを拡散させないようにします。

手洗い可能であるマットなら、手洗いをします。上記のように、泥がついている場合は取り除いてから手洗いしましょう。また、目につくホコリやゴミも取り除いておきましょう。

泥は「シミ抜き」のステップである程度落とせている状態とします。浴槽や、大きめで深さもある桶などにお湯を張って中性洗剤を薄めて入れます。洗い方ですが、基本は押し洗いです。

マットをたたんで、先ほど作った洗浄剤の入った桶に入れます。まずマットを桶の底に沈めます。手を放して浮かんでくるのを待ちます。

この繰り返しです。手ではなく足で押してもよいです。

洗い終わったら水を替えます。水がきれいになるまで、水を入れ替えてすすぎます。すすぎが終わったらマットから水を抜きます。

足で踏んだり、手で絞ったりして充分に水を抜きます。水がほとんどでなくなったら、「洗濯表示」で可能な乾かし方を実施してください。

洗濯機で洗える場合は、「洗濯表示」で使用できる洗剤で洗ってください。乾かし方は上記の通りです。

最初から洗濯機とタンブラー乾燥がOKの玄関マットを選んで購入しておくと、お手入れが楽ですね。

手洗い不可のマットはクリーニングに出すことも検討してみましょう。クリーニング代はクリーニング屋さんによって異なります。

チェーン店でも地域によって料金が変わってきますので、本記事で料金の目安は記載しません。

 

玄関外のマット

外で使用する玄関マットが、ほとんどが雨風や日光などに強い構造(耐候性)になっています。外にある水まきホースを使って水洗いして天日干しで乾かせばよいでしょう。

あらかじめ、泥やゴミを、箒やデッキブラシなどで取り除いておきます。その後、中性洗剤をつけてブラシで表面をこすります。

まんべんなく全体をこすったらホースの水で洗剤をきれいにとります。洗い流した水がきれいになったところで水洗いは終わりです。

乾かすのは天日干しでよいでしょう。充分に乾ききるまで干します。

 

 

まとめ

  • 玄関マットのお手入れとして、毎日のお掃除と、定期的な水洗いをしましょう!
  • 毎日のお掃除は、「コロコロ」や掃除機、ほうきなどでホコリ、ゴミ取り
  • 定期的な水洗いは、洗濯表示を確認して、正しい洗い方・乾かし方で
  • 水洗いできないマットは可能であるならクリーニング

玄関マットが玄関や家の中の廊下、室内が汚れるのをある程度防いでくれています。玄関マットがかなり汚れてしまうのは仕方ありません。

玄関マットをお手入れしないでいると、家の中が汚れてしまいそうですし、マットが不衛生になって、カビやダニが発生する場合もあります。訪問客にも悪い印象を与えてしまいます

お手入れをしっかりとすることで、清潔で健康的で気分の良い生活を目指しましょう!

 

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