秋から冬にかけて、だんだんと乾燥する時期が近づいてきましたね。
あなたは、普段から乾燥対策をなにか行っていますか?
私は乾燥すると、よく喉の痛みや肌荒れ、手荒れといった症状が起こります。
そのため、ハンドクリームで保湿したり、のど飴を舐めたりして乾燥対策しています。
他にも、乾燥対策のひとつに加湿器を使用することがあるかと思います。
加湿器による役割は、水蒸気を発生させることで室内の乾燥が抑えられるということです。
しかし、加湿器は寝る時に使用すると喉を痛める可能性があるのです。
今回は、加湿器が寝る時使用することで喉を痛めてしまう理由について詳しく解説していきます。
加湿器以外で寝る時の乾燥対策や、加湿器を置く場所についてもご紹介します。是非、最後までご覧ください。
加湿器は寝る時使用すると乾燥で喉を痛める!
乾燥によって喉の痛みは起こります。しかし、加湿器は寝る時に使用すると喉が痛くなるのです。
一体なぜでしょうか。加湿器は、水蒸気によって室内の乾燥を抑えてくれる役割があります。
室内の乾燥を抑えるという事は、喉や肌が保湿され良いことだと考えると思います。
実際、私も今までは寝る時に加湿器を使用すると、喉や肌が保湿するのだと思っていました。
しかし、加湿器から出る水蒸気は水でできています。
ただの水ということは、化粧水や乳液のように保湿成分が含まれていないのです。
そして、加湿器から出る水蒸気を肌に浴びることで蒸発し、水分が持っていかれ、乾燥の原因となるのです。
つまり、加湿器によって部屋の湿度は保てるが、喉は乾燥して痛くなってしまいます。
もし加湿器を寝る時使用したい場合は、美容用の保湿成分が入っているものをオススメします。
よく耳にする加湿器だと、パナソニックやブルーノがありますね。
現在、加湿器を使用していて喉が痛い場合は、新しい物に変えてみてもいいかもしれません。
湿度の目安は60%
それでは、どのくらいの湿度を保っていれば部屋が乾燥しないのでしょうか。
目安としては、部屋の湿度は【40%〜60%以内】に抑えるようにしましょう。
なぜかというと、部屋の湿度は【60%以上】だとカビが生えやすくなり、結露ができてしまうからです。
逆に湿度が【40%以下】だと、乾燥し、ウイルスの繁殖が起こりやすくなるのです。
じめじめしすぎたり、乾燥しすぎたりと部屋の湿度調整、なかなか難しいですよね。
そんな時は湿度計を置いて、常に部屋の湿度を確認できるようにしておくと良いでしょう。
加湿器以外で寝る時のおすすめ対策法は5つある
加湿器以外で寝る時のおすすめ対策法は【5つ】あるのです。
先程、寝る時に加湿器を使用すると、水蒸気の蒸発によって喉が痛くなるとお話ししました。
それでは、加湿器以外で寝る時に喉を傷めないおすすめの対策法は、どのようなものがあるのでしょうか。
気になると思うので、早速おすすめ対策法をひとつずつ紹介していきますね。
洗濯物を部屋干しにする
洗濯物を日に当てたいから外に干している、ということも多いのではないでしょうか?
もちろん、洗濯物は日に当てた方がパリッとし、乾く時間も早いです。
しかし、洗濯物を部屋干しにすることで部屋の湿度を保つことができるのです。
スーパーやドラッグストアでは、部屋干し用の洗濯洗剤が売られています。
部屋干し用の洗濯洗剤を使用することで、気になる部屋干しのニオイも問題ありません。
そして夜寝る時に洗濯物を部屋干しすることで、喉の乾燥も防げるでしょう。
観葉植物を置く
あなたは部屋に観葉植物を置いていますか?ひとつ置くだけでも、部屋がオシャレになり、心も和やかになるのが観葉植物です。
実は、この観葉植物に加湿効果があることをご存知でしたか?
観葉植物に加湿効果があるなんて驚きですよね。観葉植物は蒸散という働きを持っています。
蒸散は、観葉植物の体内にある水分を水蒸気として空気中に発散するのです。
これが、観葉植物に加湿効果があると言われている理由です。なんと観葉植物は、自然の加湿器なのですね。
私は小さい観葉植物を部屋に置いていますが、育てやすく毎日水を上げる必要もありません。
植物を育てるのが苦手と思っている場合でも、まずは観葉植物に挑戦してみるのはいかがでしょうか。
濡れマスクを使用する
寝る時に濡れマスクを使用することで、喉の乾燥が防止できます。
濡れマスクは、口につける加湿器とも言われています。
濡れマスクは、マスクの内側に水分を含んだフィルターがセットされているため、呼吸をするたびにうるおうのです。
就寝用で楽に呼吸ができる濡れマスクも販売されていますよ。
しかも、濡れマスクの水分を含んだフィルターは、【約10時間】効果持続するので、寝ている間も喉の乾燥が心配いりません。
濡れマスクは、ネットや薬局などで手に入れることができます。
霧吹きを使用する
霧吹きを使用して加湿する際は、カーテンが少し湿るくらい吹きかけましょう。
部屋の中で霧吹きを宙に吹くだけではあまり加湿効果がありません。
カーテンに直接霧吹きを吹きかけることで、水分が蒸発していき加湿されるのです。
しかし、霧吹きしすぎるとカーテンがカビの原因になってしまうので注意してくださいね。
そして、霧吹きする際のおすすめポイントがひとつあります。
なにかというと、霧吹きする入れ物の中に水と一緒にアロマを垂らすということです。
アロマの種類によっては抗菌作用や、リラックス効果もあるので一石二鳥です。
霧吹きによって、加湿効果とあなたの好きな香りが同時に楽しめますね。
寝る前に水を飲む
喉が乾燥して痛くなる原因には、水分不足もあげられます。
あなたは、普段から水をこまめに飲むことを意識していますか?
人間は、寝ている間も汗をかきます。いわゆる寝汗というものです。
もし水分不足だと、寝ている間にもどんどん水分が減り、脱水症状を起こす危険があります。
脱水症状を防ぐためにも、寝る前に【コップ1杯】の水を飲みましょう。寝る前に水を飲むことで喉がうるおいますよ。
どちらかというと、冷たい飲み物より温かい飲み物が喉の痛みを抑えます。
寝る前は温かいハーブティーを飲むと、リラックス効果もあり、睡眠の質も良くなります。
私は普段、寝る前にカモミールのハーブティーを飲んでリラックスしています。
加湿器を寝る時使用する際は置く場所に気を付けよう
加湿器を寝る時使用する際は、置く場所に気を付けましょう。
なぜなら、置く場所によって加湿器の機能が良くも悪くもなるからです。
加湿器を寝る時に置く場所は主に【3か所】あります。
寝る時、加湿器の置く場所に気を付ける事で、部屋がしっかり加湿され乾燥を抑えられますよ。
部屋の中心
加湿器を部屋の中心に置くことで、まんべんなく部屋全体が加湿されます。
また、加湿器のタイマー機能を使えば、寝ている間つけたままにならないので、喉の乾燥も防ぐことができますよ。
しかし、窓側やカーテンの近くに加湿器を置くと、外の空気が冷たいため、結露ができます。
結露ができると、水分によってカビの原因になるので注意しましょう。
そして枕元に加湿器を置いても、加湿しすぎで肌や喉に悪影響となります。
そのため、加湿器は部屋の中心に置くことで乾燥を防げますよ。
エアコンの真下
エアコンと加湿器を一緒に使う場合、加湿器はエアコンの真下に置きましょう。
エアコンの真下に置くことで、エアコンから出た風が水蒸気を運んでくれるのです。
そうすることで、水蒸気が広がり、部屋全体が加湿されます。
エアコンを使うと効率よく、部屋の湿度を上げることができるのですね。
床から1m高いところ
加湿器を置く場所は、床から【1m】高いところにしましょう。
なぜなら、水蒸気は下にたまる性質があるからです。
もし、加湿器を床に置いてしまうと床が水蒸気でびしょびしょになってしまうのです。
そして、なかなか部屋全体の湿度を上げることもできません。
卓上加湿器だと、デスクやテーブルの上に置くので問題ありません。
超音波式の加湿器を使えば、静かなので寝る時も雑音なく快適に過ごすことができますよ。
加湿器は床に直接置かないよう、注意してくださいね。
まとめ
- 加湿器は寝る時使用すると喉を痛める
- 加湿器以外で寝る時のおすすめ対策法は【5つ】ある
- 加湿器は寝る時使用する際置く場所に気を付けよう
加湿器は保湿できると思っていたので、寝る時使用すると喉を痛めると知って驚きでした。
しかし、加湿器以外で湿度を上げる工夫をしたり、置く場所が変わったりすることで上手に使うことができます。
乾燥を防ぐためにも是非、寒くなってくるこれからの時期に参考にしてください。
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